目のつけどころ
- 丸山拓也

- 5 日前
- 読了時間: 4分
お世話になっております!
丸山工務店 丸山拓也です!
温度差が激しくて何を着ていけばいいのかわからない日が続きますね。
肌寒くなってきたところで、アパレルメーカーから冬物の売り出しの広告が入ってきて目についたものがあります。
僕は季節問わず外仕事がありますので、暑さ対策寒さ対策と言うところについつい目がいってしまいがちです。
衣替えをする季節でもありますが、僕は圧倒的に私服よりも作業着の方が数が多いので、作業着の衣替えがなかなか大変です。
通常の作業着以外にも汚れ仕事用の使い古したもの、地鎮祭やワークショップ用の一張羅もあるとなかなかな量になってしまいます。
衣替えをしてどんなものどれほど持っているか確認してから新しいものを買うようにしないと、
『あっ!これ持ってたんだった..』
なんて同じものを買ってしまいかねません。
毎日お世話になってきた仕事着ですから来シーズンまで大事に保管して、これから活躍してくれるものたちには、これからよろしくねと1人安全祈願しながら子供たちが寝た後に夜な夜なやるようです。
某ナチュラル系アパレルメーカーは、綿100%のあったかインナーを打ち出していて、某ユニークなクロージングメーカーは最新テクノロジーを駆使した防寒インナーを推しています。
どちらがいいと言うところではなく、買う責任、使う責任を持ってどんなものを身に付けていくのかを考えて選ぶようにしています。
一方で、登山系メーカーが扱っているどんな環境でも快適でいられるという、おそらく最高峰のインナーがあります。
それは僕のお財布ではとても買うことのできないアイテムなのですが、少しずつ貯まっていくお小遣いを元手にどれほど着心地に差が出るのかをいつか体感してみたいと思っています。
現場で何かに引っ掛けて穴でも開けてしまったら立ち直るまでに数日かかるでしょうから作業着にはできないですね。
防寒グッズを例にしましたが、千差万別となって選択に悩んでしまう世の中になりました。
安くて親しみやすいものとして化学繊維、化学系洗剤、化学調味料、化学系建材(新建材と呼びます。)があります。
時代の変化に合わせて便利になるよう、都合が良くなるよう開発させてきたものたちですが、人間はもともと自然なものばかりに囲まれて過ごしてきました。
便利だからと石油化学系のものを身に付け摂取して、そのものに囲まれた生活をしているのは便利なだけでデメリットは無いのでしょうか?
健康に気を遣い出してから気になることが多くなってきました。
衣食住の全てが"昔ながら"から遠ざかってしまっているように感じます。
住の分野にいる僕が思うことは、
新建材は安く施工もしやすく、
見た目の統一感を出しやすい
(各メーカーがこぞってトレンドをいち早く取り入れて、その年代の流行に合う建物が簡単にコーディネートできます。)
メーカーは数十社、そのメーカー内のシリーズも多岐に渡るので組み合わせれば何万通りにもなるので1人1人の好みに合ったものが見つけられるます。
その便利でメリットがたくさんなものなのに、疑問を持つようになったのは勉強会やセミナーがきっかけです。
しっかり根拠があって、掘り下げていくと自然な材料に辿り着く。

今までの当たり前が当たり前ではないことに気付けました。
でもそれは僕の中の正義を見つけただけであって、三者三様にそれぞれの正義があります。
僕にできることは限られていますので、これだと信じたことをとことん貫いて、それに共感してもらえる方の暮らしを幸せにするために尽くしていく。
これが僕の正義というか、人生になるんじゃないかと考えています。
小さいなりにも人と社会の役に立って家族から誇らしく思ってもらえたら幸せな人生になるはずです。
人を幸せにしながら自分も幸せにしてもらえる仕事だったなんて最近気付けました。
まだまだ未熟なので実現はずっと先ですが、目標を見失わないように前進あるのみです。
...自分の頭の中を書き出すとごちゃついてしまいますね。
また自分の進捗確認、足元確認のためにそんな回を充てさせてもらうかと思います。
その時も最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。
また宜しくお願いします。
群馬県太田市の高気密高断熱住宅、自然素材と耐震制震構造の株式会社丸山工務店です。ご家族の心と身体の健康を願い、日常が幸せであることを家族と分かち合える暮らしを夫婦で提案しています。







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