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Minimal​

​​必要最小限

近年深刻化している地球温暖化や異常気象で、自分たち工務店に何ができるかを考え、できるだけ環境負荷を抑えた家づくりに辿り着きました。

電力の国内自給率10%が続く悪循環、燃料値上げの今、いかにこれからの子供達に明るい未来を繋ぐことができるように、そして住まわれる方には小さなエネルギーで、心も身体も豊かに暮らしてもらいたい。
この想いの基で家づくり計画を進めていきます。


家の維持管理には手入れが必要になりますので、余裕を取りすぎる間取り計画はせず、外観は周りの気を引く”デザイン性”よりも、メンテナンス面を考慮した”機能性”を優先します。

​住まわれる方のお家になりますので、周りや世間の目を気にしすぎて本来の理想からかけ離れてしまわないようにするためです。

家の寿命は、家主様以上でありますので、ランニングコストを抑えられ、家に手をかけることを極力なくして美観を保ち、メンテナンス時期に部分的な解体で出る廃棄物と新たに造作する材料を軽減させることで、CO2排出量の削減ができます。


家事動線と生活動線は、毎日通る家族のメインストリートです。
どちらも心地よく生活することができる計画をします。家事に充てる時間と、廊下を介する部屋の移動をなるべく減らし、限られた時間にゆとりを持たせてお気に入りの場所で自分時間を満喫していただきたい。

私たちは、そのように思っております。小さく細やかな所まで目を向けてこそ、家族ごとのMinimalなスタイルが見えてきます。


子や孫のその先の世代まで豊かな暮らしを存続できるのか。

それは、必要最小限の建坪をヒアリングし、それを元に計画、家事動線を考慮した間取りで、限られた時間の有効利用を図る。そこから繋がる、より良い省エネルギー対策。その計画を継続することにより、電力不足の悪循環を好転させ、未来を明るくしたいと考えます。

長い時間を共にする家だからこそ、不安を抱えず時代に合わせた家をつくることを大切にしています。

どんなときも必要最小限を心がけ、ゴミを最小限に減らす、最小限のエネルギーで快適に過ごせる空間をつくる、しっかりと維持できる最小限必要な広さ、家事の負担を減らす最小限の間取り提案など、様々な必要最小限を考え、環境にもやさしく、MARUな暮らしにも必須な言葉(Minimal)です。

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