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- 丸山拓也

- 2025年11月24日
- 読了時間: 4分
お世話になっております!
丸山工務店 丸山拓也です!
お分かりの方もいるかと思いますが今週のブログタイトルは11月22日がイイ夫婦の日ということで、夫婦経営の丸山工務店にはピッタリなイイ夫婦工務店の日でもありました。勝手に。
そして今年の11月22日は丸山工務店の新築現場での構造見学会でした。
どんな内容だったのかといえば、仕上がってからは見えなくなってしまう家の骨格がわかり、断熱工事が終わっていて一足早く高い断熱性能を体感できるものでした。
来場いただいた方の共通した感想は入ってすぐの『木のいい匂いがしますね〜』
でした。
僕たちが大切にしている仕様の自然素材たちの組み合わせで、木だけの香りでもウールだけの香りでもない調和が取れた心地良く感じられる空間になっているんですね。
僕も仕事から帰ると子供たちからなんかいい匂いする!と言われることがあります。
自分の感覚的にはオヤジ臭いとか仕事をがんばった匂い(気持ち良くはないやつ)を纏っていてもおかしくないはずなのに。
一日現場にいると服に身体に染みつくのか、木の香り成分によって浄化されているのかわかりませんが助けてもらえています。
毎日いると慣れてしまってその感動は薄れてしまうんですよね..
慢性鼻炎で鼻が鈍いのも相まって。
来場してもらえたお子さんたちに壁の中の断熱材は羊の毛なんだよ!と伝えると期待以上のリアクションをもらえました。
ふかふかで気持ち良い〜とスリスリしてくれていたり、ご両親に許可をもらって羊毛風呂でぬくぬくしている姿をみて、安心安全な建材を採用していることを改めて誇らしく思いました。


羊毛断熱材は見た目は昔から使われてきたグラスウールに似ています。
ガラスを原料として綿あめのように製造されていて、僕も以前採用していて施工しているとガラス繊維が刺さってチクチクするので夏場であっても肌を出すことはできませんでした。
となると吸い込んでいて大丈夫なのかな..と疑問がありましたがさすがにノドがチクチクすることはなかったので我慢していました。
羊毛断熱材に変えてからは同じく繊維が舞うことがあってもチクチク感はないので施工者側としてモチベーションは大きく違います。
ただ断熱層に隙間なく入れることや留め付けが大変なので扱いは1クセも2クセもあります。
自分たちと同様にウールを着ている状態なんですよと見学会で皆さんに伝えると、なるほど!と断熱材と衣服(衣食住の衣と住)が繋がって、より親近感が沸きましたと言っていただけました。
そして構造見学会での僕が思う1番の見所はやっぱり"下地"。
外部では左官職人さんによるモルタルの下塗りが始まっています。
今回は外壁下に風を通す計画があるため通気ラスという塗り材を支持するための金網を取り付けてもらっていて、それを留めつける木下地が455ミリ間隔。

木下地があるところはしっかり押さえてられて、ないところはラス網のコシだけなので同じ力で押さえると入り込みすぎて波打ってしまうんですよね。
とは今回左官屋さんから聞いた苦労話。
やっている人にしかわからない世界がありました。
工務店側が決めた仕様、納め方に対応してもらうのは職人さん方です。
なので現場の声には常に耳を傾けるようにしてそうした細かな事情を汲み取ることも僕の仕事です。
遠回りしてしまいましたが何が言いたいのかと言えば、波打が出てしまうと言っていた全三周のうちの一周目の薄い下塗りが完了していて、その仕上がりがどんな光の当たり方をしても波打っているのがわからないところがプロの技です。
基本一面ずつ塗っていくため一面分の材料を練る人、それをバケツに分ける人、塗っている所まで何往復も運ぶ人となってそれぞれの役割があります。
塗る人のコテさばきが花形になってしまいがちではありますが、実は左官作業はチームワークが見所なのです。

構造見学会だけでなく子供たちに手仕事の魅力
を伝えられる施工見学会も開けたらいいなと気付けた機会にもなりました。
お施主様はもちろんのこと出入りしてもらっている協力業者の方々にも協力してもらえて開催できる現場見学会のありがたみを静まり返った現場での撤収作業をしながらしみじみ感じていました。

現場は生きていると考える僕はここからギアを上げて皆さんと渾身の一棟をあげられるように日々打ち込んでいきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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