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執筆者の写真丸山拓也

反復

お世話になっております!

丸山工務店 丸山拓也です!


子供たちは春休みに入りまして、陽気も春らしく穏やかでしたので、丸山家が良く行くローカル遊園地へ行きました。


群馬では伊勢崎の華蔵寺公園、前橋のるなぱあく、渋川のスカイランドパークなどありますが、今回は少し忙しかったですが、栃木県宇都宮市の"ときのきファミリーランド"へ。


行ってみての印象は華蔵寺公園ととても似ていて居心地が良かったです。


子供たちは遊び倒して帰りはぐっすり。


僕にも子供の頃のローカル遊園地の思い出があるので、有数テーマパークだけでなく、こうした地元らしさのあるユルい(良い意味で)遊園地の良さも知っておいてもらいたいなと思い、初めての県外のローカル遊園地へお邪魔しました。





今週は(有)オストコーポレーション北関東さんの主催で、(株)M's構造設計の佐藤実さんが登壇される『木構造マイスター準一級の更新講座』に参加してきました。


佐藤先生とお会いするのは2回目で、初めてお会いしたのは同じく太田市の田村工業さんから紹介をいただいたときでした。


その後に佐藤先生の住宅の構造はこうあるべきだという熱意を知って、『構造塾の集中講座』を昨夏にオンライン受講していましたので、今回は反復学習をする気で参加しましたが、講座の4時間のうち半分以上は新ネタが盛り込まれていて更に濃い内容となっていました。


そして驚いたのは開催日の前日まで1月1日に震災が起きた被災地の視察に御一行で行かれていて、そこで得られた最新の情報がスライドに反映されていたという事です。


その熱意をリアルセミナーで受け取る事ができてとてもありがたかったです。


現地で撮影された写真の公開は50枚程あったと思いますが、その写真に合わせてストリートビューからビフォーアフターを作成してくださっていて、メディアでは触れられていない被害状況と建物の崩れ方が痛いほどに伝わってきました。


改めて震災の恐ろしさを知りました。


能登半島の被害状況が公開されるのはまだ先になりますが、2016年の熊本地震の被害の多かった益城町では調査資料が公開されています。



佐藤先生がここから読み取れること多いと話されていて、2000年に施工された"新耐震基準"の家は倒壊と全壊(左のオレンジ色の2枠)は合わせて6%。


深く目を向けなければそんな多くないなと思うかもしれませんが、構造計画を後回しにした家を100棟建てた会社では6棟が倒壊または全壊してしまい、どんなに愛着があっても、築浅でも住み続けられず、避難が間に合わなければ自宅に潰されて命にも関わる被害を受ける事を思えば、決して少ないとは言えない6%です。


建築従事者として伝え広めていくべき情報はたくさんありますが、命に関わる事は優先的に周知されるべきです。


物価高で住宅の価格は上がってしまっているのに基準以上のものを追加するのは厳しいかと思いますが、お客様の人生を預かる仕事であると考えていますので、これまでの事を知ってしまえばお譲りできない事を理解していただく他にありません。



家へ掛けるコストは、


家族の命を守れる構造計画と、

家族の健康を維持できる断熱性能と気密性能を最優先にして、


過不足のバランスを考えた費用対効果の良いラインを定めています。


これの他に、家族を守り続ける家にも健康でいてもらうために、高耐久でメンテナンスしやすいモノを採用していますので、お互いにケアし合いながら、助け合える関係になれるお家を提案していきます。


それが私たちの理念に掲げる『心身の健康』ですので、欠かすことができません。


仕様の一つ一つも今回のセミナー受講のように反復学習して付加して磨き続けていきます。


それがお譲りできないお約束への取り組みを評価していただくために必要ですので。


業務をしながらどこで何を学んでどんな行動を取っているのかがわかるように、こちらへ投稿して頭の整理と振り返りと戒めと。

自分史は自分でつくっていきます。




今回はいつも以上に堅苦しい回でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました!

また来週も宜しくお願いします!

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