2025/5/2ー②
- 丸山拓也
- 2 日前
- 読了時間: 4分
お世話になっております!
丸山工務店 丸山拓也です!
初夏を感じていたところへ先週は気温が上がらずで朝晩はだいぶ冷えていましたね。
しまい込んでしまった上着や厚手の掛け布団が欲しくなる日が続きました。
丸山家のそんな布団問題はかろうじて出ていた冬物パジャマで着込んで難を逃れまして。
温度差による身体への負担が後になって出てこなければいいのですが。。
皆さんもお身体ご自愛ください。

ということで先週の続きになります。
丸山工務店の会社理念で1番大切にしている『心身の健康』について。
『ただ工務店の二代目をやっていけば家族を食わせていけるかな。』
三年前までそんな危険な考え方をしていました。
切り替えられたきっかけは、トヨタトーヨー住器の北岡さんとオストコーポレーション北関東の吉田さんとの出会いになります。
メーカーの誘いではないセミナーに初めて参加して、そこで危機感を持ち、地場の工務店の存在価値に気付けました。
もう目から本当に鱗がダーダー流れ出ていたんじゃないかと思えるほど。
セミナーはその後が大事で、もらった熱をどれだけ活かせるのかが肝心。
今思い返せば僕は即行動には移せていませんでしたが、熱を冷まさずにいられたおかげで同セミナーの延長戦"ブランディング道場"へ参加する決意をすることができました。
その道場入門は大袈裟でもなく人生の岐路でした。
どちらの道を選んでも地獄道だったと思えるのはその当時も今も変わっていません。
"光が見える地獄"と"いつまで経っても地獄"の違いです。
だったら希望が持てる方を選ぶのが男であり、父としてでもあり、これまで僕を信頼してもらえたお客様との関係を守り続けるためでもあります。
まだまだ地獄は続きますが、厳しさ険しさを経験した先にだけ見えてくるものを掴むために工務店業に骨を埋めていきます。
この三年間で自分も夫婦も家族も皆んなに変化を感じるようになりました。
子供に悪いことを注意する。やめさせる。
でも良いことをしっかり褒めてあげられてた?
これまではそのバランス、取れていなかったと感じています。
親のエゴを押し付けてしまっては子供は自分の気持ちを伝えることを控えてしまいます。
考え方を変えてからは、もちろんまだこれ違ってるなぁと思いこともありますが、子供の気持ちに寄り添って言葉をかけてあげられることを心がけています。
自分の精神年齢が低いことを活かして。
(短所欠点も活かせる場がありました。)
それから変化を感じるようになったのは、子供からよく話しかけてくれるようになったこと。
現代人はデジタルデトックスが必要だと言われているほどですから子供にも与えてしまいがちです。
頼りすぎると家族の会話が減ってしまうように感じます。
やっぱり家族は日常の時間を大切にして、家族一緒に日々成長していきたいと思っています。
その日常には住環境が大きく影響していると感じていますし、僕らの提案する暮らしの中は家族の時間が主役です。
家族が笑顔になれば心は健康だといえるはず。
大きなテーマな分課題は山積みですが、ご家族を知り、プランを考える時間を幸せに感じられるほどです。
やりがいしかない課題にまっすぐ向き合っていきます。
健康住宅。といえば、メーカーの新建材を避けた自然素材を採用すればいいとも限りません。
つくる側の責任を常に考えて、なぜこの材料を採用しているのかをはっきりさせておく必要があります。
それらが集約されて生まれる室内の空気質を気持ち良く感じてもらいたい。
断熱材は適正に納めないと性能を発揮しませんし、隠れてしまうとしても下地や気密シートをきれいに納める大工の意地あるあるが織り混ざって快適が長続きする住環境が作られていきます。
そんな僕でも羨ましく思ってしまう住まいを自分で計画して自分でつくれる。
ある先輩大工さんからお聞きした、
"引渡すときには娘を嫁に出すかのような感覚"
それほどまでの思い入れになるのはよ〜くわかります。
僕らにはお客様家族の人生を託される重責がありますが、建築のプロとして心と身体の健康をプロデュースできる可能性を持っていると思っています。
これは壮大すぎて永遠の課題になってしまいますが、人生を賭けてやっていくにはぴったりです。
なんてやりがいのあるお仕事なんでしょう。
自惚れたらお終いですが。
こんな考え方をしているものですから似ている方は少ないものの、この極小のコミュニティからしか放てないエネルギー、発想があるはずです。
前へ前へ。皆さんと一緒に幸せの形を見つけていけるこの環境に感謝をしながら、僕らの暮らしを提案させていただきます。
まとまりきらずですが、勝手ながらにスッキリしてしまっていまして。
懲りずにまたここへ来ていただけたら嬉しい限りです。
また来週もやってますのでどうぞお願いします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
Comentarios