OBさま
- 丸山瑞希
- 2024年7月24日
- 読了時間: 4分
こんにちは。
丸山工務店の丸山瑞希です。
ついに子供達の夏休みが始まりました。
私も仕事を少しセーブさせてもらいながら、子供達との時間を優先しています。
タイトルの【OB】は、Google検索すると在校生に対しての先輩。卒業生。という意味がでてきます。
仕事柄【OB様】という言葉もよく使い、新築工事を検討中のお客様には、OB様宅訪問を提案させてもらっています。
もちろん、OB様となるお施主様のご厚意で見学させてもらうのですが、ありがたいことに毎回快く承諾していただけております。
ホームページに掲載している【縁参想】を建築するきっかけのなったひとつにも、丸山工務店OB様宅訪問が大きいそうです。
実際に建った家を見る。触れる。感じる。
そして、住まわれている人の言葉を聞く。
これはホームページや写真、私達工務店側の話だけでは知りえないものを体感し、得られる機会だと思います。
住宅雑誌などの紹介ページにはお施主様ご家族の声が多く載っていて、良く読み込んでいる方も多いと思います。
丸山工務店に話を聞きに来てくださる方々も知人の紹介が特に多く、知り合いの家づくりについて話を聞いても、友人からの進めやOB様関連が、施工会社を決める要素として多いように感じます。
やはり体感している方の言葉は強いです。
最近すごくこのことを実感する機会がありました。
8歳の娘の持病が安定せず、現状維持が厳しい為、新しい治療へと進まなくてはいけない状況になったのですが、主治医からの提案では、以前使用したことのある服薬治療か新しい投薬治療に切り替えるか。
これだけ聞くと以前使用したことのある薬の方が【安心】という意味でこちらにしたい気持ちが大きい。
ただ薬には絶対に副作用が付いてくる。
何を一番に優先すべきかを家族で考えました。
とても悩んでる私達に主治医が話してくれたのは、同じ病気で苦しんだOBさんの記録でした。
ひとりひとり病状は違うものの、使用した薬や悩み、目指すところは同じです。
私が独学で情報収集した知識と、専門の主治医の知識、なにより経験値。
比べるまでもないですが、主治医の言うことにただ従うだけではなく自分が娘が納得して進めるようにしていきたいのです。
なんとなく家づくりにも似ている気がしました。
新しい治療=実例が少ない【不安・怖い】
一番大きいポイントはここでした。
それを少しでも解消し、違う目線で考えられるようになった主治医の言葉とOBさんの経過はすごく心強かったです。
今では保険適用で実績がある薬となりましたが、OBさんたちの頃は認証されたばかりで保険適用外、その後の副作用がどんなものかもよくわからないまま治療を決めたと思うと、OBさんがいてくださっての今となり、本当にありがたいです。
今は保険適用、予後良好の経過が予想できるようになりました。
今回娘もこの治療を選ぶことにしましたが、これから娘と同じようにこの治療をはじめる同じ病気の子供達・家族達が少しでも安心して希望が持てるよう、娘の経過も一つの資料として役に立てたらと思います。
いろんなことを決めていくのは自分です。
選択するのにあたって多くの材料があれば様々な角度から見れることを学びました。
今までは親である私達が決めてきましたが、今回は娘の気持ちを最優先し、主治医も当事者である娘に寄り添ってくれました。
一生付き合っていく自分の体のこと、まだまだ全て理解するのは難しい年ですが、この経験が必ず娘の力となって成長してくれると思っています。
娘の将来の夢は、院内の保育士さん!
工作が好き。人とかかわるのが好き。お世話好き。笑
自らの経験を生かして入院中の子供達に寄り添える。
きっと子供だけじゃなく、お母さんお父さんたちの心も癒せる保育士さんになれる気がします。
親バカですね^^
明日から親子で短期の入院となります。
キャンセルや予定変更などご迷惑をおかけし申し訳ございません。
SNSの発信もゆっくりですが更新させていただきます。
少し重たい話となってしまいましたが、
これからも丸山工務店ブログもよろしくお願い致します。
今週もお読みいただきありがとうございました。
また来週もよろしくお願い致します。

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