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執筆者の写真丸山拓也

安全管理

お世話になっております!

丸山工務店 丸山拓也です!



僕が通っていた小学校に通う娘が、梅雨時はあまり水泳授業が開かれなかったと言っていました。


ぼやっと、水温が低くて入れなかったんだなぁと思いつつ、気になったので調べてみると、

文科省の体育実技指導安全管理の手引き内では水温が


低学年は23℃以上

高学年は22℃以上


を目安としていました。


21℃を切ると体力の消耗が大きくなるからだそうです。


水中では陸上よりも多く負荷がかかる運動のエネルギーと一緒に、体内の熱が水温に奪われては作るを繰り返すエネルギーを消費します。


一般のプール施設でも1時間に1度休憩があるように、体温の変化による体力の消耗は気付きにくいので注意が必要です。



これからは梅雨が明けて夏本番になってきます。


職人さんたちと会えば必ずと言っていいほど暑さ対策の話が出てきます。


今や現場の必需品となった空調服。


もちろんあった方が良いのですが、ファンで外気を取り込んで風を服の中に取り込むので、暑ければ暑いほど効果はバツグンだ!というような効果は得られないものです。


体温を越える環境下ですので...


そのため少しずつ空冷式に切り替える方も出てきています。


保冷剤や凍ったペットボトルを使って服の中に通る冷媒を冷やして体温を下げる方式です。


40℃を越えるような夏になってきたら、体温の上昇が避けられないので、空冷式が効果的になってくるかもしれません。


ただ、溶けて効果がなくなってしまうものなので、補充分も考えておかなければなりません。


メディアでは35℃を越えたら外には出ない方がいいと注意喚起が出ている中、外作業をするとなれば、そうした対策グッズに頼らざるを得ません。


工務店はお客様から相談いただいて、ご要望を聞き出し、自分たちの大工工事を含めて職人さんたちに仕事をお願いする立場です。


この時期注意しなければいけないのは、仕事内容と工期。


日当たりがあるかないかの差はとても大きいですので、屋根仕事や造成、基礎工事は基本日に晒されます。


仕事の質を下げないために、現場を管理する側の配慮は工期に余裕とみておくことです。


お客様にもあらかじめ説明をさせていただいています。


その配慮をせずに工事中熱中症を起こしてしまっては、職人さんの身体に大きな負担をかけてしまいますし、お客様にも迷惑かけてしまいます。


とりあえずお願いして、とりあえず現場で配慮するのは危険と隣り合わせ。


僕も現場で仕事をする側なのだから、職人さんの立場になって工事を管理していかなければなりません。


いつでも同じ品質でお客様に新しい快適な住まいを提供して家族の幸せを願うためには、協力業者の方たちの支えが必要です。


同じ目線、同じ目標を持てる関係を深めていくことも工務店の努めとしていきます。




最後まで読んでいただきありがとうございました!

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