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執筆者の写真丸山拓也

共同作業

お世話になっております!

丸山工務店 丸山拓也です!


太田市は台風7号の影響をほとんど受けずでしたので地元太田市の尾島ねぷた祭りは2日間開催できました。


年一度の地元の祭りだから子供たちに毎年体感してもらいたい!


と地元愛の強い親のエゴの押し付けをしてしまっているのですが、子供たちの楽しみはねぷたではなく出店。


そして親は人混みの中、子供から目を離せず下を向いてばかりでねぷたを楽しみきれず..


でもいいんです。


毎年あの場に行くことで身体に響く大太鼓とお囃子の音、ヤーヤードーの掛け声から伝わる熱気を体感して成長してもらいたいと思っています。


妻のみづきさんは地元が違うので温度差があるかもしれませんが。


いやあるでしょうね。


とはいえ、ここで育っていくのだから、子供たちには地元が誇る祭りも大事に思ってもらいたいと願うばかりです。


僕にもねぷた祭りの思い出があります。


学生の頃は

人混みの中で友達に会えるかな

今年はどんなお店が出てるかな

と、ワクワク。


思い返せば僕も当時はねぷたへの興味は失礼ながら二の次、三の次でしたね。


子供たちも今はその時期。


いつかは『友達と行ってくるからー。』


となる時がくるので、一緒に楽しめる(というより一緒に行ってもらえる)今を大切にしたいなと思う2024年のねぷた祭りでした。




お盆休み中、両親に子供たちをお願いして映画を観に連れて行ってもらいました。


小3の娘が今年の夏休み映画は観たい作品が多く、母と"インサイドヘッド2"を観たいと言ったのがきっかけで、僕とは"逃走中"、義理の両親とは"ミニオン"、と割り振りを決めるまでに。


娘には内緒のお話ですが、逃走中は人気TV番組で大人が本気で鬼ごっこをするもの。


それをシナリオ通りにやる映画版となると危険な匂いがしていて、思ってたんと違うなーとなるんじゃないかと恐れています。


話は逸れましたが、その映画館計画が決まってからみづきさんと子供がいない時にできることを話し合い、決まったのが『床のメンテナンス』でした。


築3年の我が家。


住み始めた頃は長女が5歳、長男が1歳だったので、食事も遊びもやりたい放題でした。


自分で建てた家なので愛着が強かった分、初めはハラハラしていていましたが、長男君が壁に鉛筆で作品を披露してからは諦めがついたといいますか、家は家族で愛でていくものだと思えるようになりました。


その数々の思い出に触れられるのもメンテナンスの良いところ。


ベニヤ板のフローリングや塩化ビニル系の床とは違って無垢床は水分、汚れを吸収してしまいます。


新築時には自然系オイルを塗って仕上げましたが、コーティングではないので三年も経てば撥水、防汚の効果は薄れてしまいます。


似たものを重ね塗りかなぁ。でも少しは染みや汚れを取りたいなぁ。


と思い、調べていたところ自然成分でできている木材防護保持剤"ウッドロングエコ"でお馴染みの小川耕太郎∞百合子社さんの塗り直しメンテナンスセットを発見。


蜜ロウ、アルカリ水、エゴマ油で作られていて、水で希釈して濃度を調整できるという、ありがたぴったりなものです。


説明書とYoutubeで予習をしてから夫婦で役割分担を決めて進めていきます。



目線を低くすると普段気になっていた場所以外にも染み、汚れポイントが多くありました。


神経質でも完璧主義でもありませんが、今後の参考のために念入りに。


汚れを浮かせて"ゆるませる"という表現をされていたのですが、まさしくそのようになりました。


希釈したミストをかけて耐水ペーパーで優しくこすって浮いた汚れをウエスで拭き取ると、床が無塗装の状態に近づいたようでした。


↓作業前



↓汚れ落とし後



濃度を濃くしすぎたことと、吹く量が多すぎたことから中盤で2人して『足りないんじゃない?』となってヒヤヒヤしましたが、調整してなんとか間に合いました。


途中からエリアを分けてやっていると、


『このキズはあの時のだよね!』

『直す気でいたけど気にならなくなるもんだね!』


『ここにはクレヨンやマーカーの跡があるよ〜』

『しっかりやれば落とせるけど、敢えて少し残しておくかね!』



と過去の出来事を思い出しながら会話を楽しめる時間にできました。



そして仕上げていく時には蜜ロウの油分を木が喜んで吸収していくように感じて、また宜しくね〜と思いながら磨きました。



スタートから昼を跨いで昼抜きで3時間の作業でしたが、楽しみながらできましたし、仕上がりが抜群に良かった達成感からあっという間という印象でした。


無垢床のメンテナンスは大変に思われる方が多いですが、普段は家族を守ってくれる大切な家なので、


メンテナンス=愛着を確認できる機会


として考えを改めていただけたら、一棟一棟を大事にしている工務店として嬉しいことです。


床にゴロ寝をする気持ち良さが一層増した我が家。


興味持たれた方はぜひ見に来てください。




最後まで読んでいただきありがとうございました!

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