top of page
検索
執筆者の写真丸山拓也

心に決めること

お世話になっております!

丸山工務店 丸山拓也です!


朝と夜はしっかり冷えてくるようになりましたね。


寒暖差アレルギーは約7℃の差から始まるとのこと。


花粉症(イネ)と鼻炎も持つ僕はこの時期鼻のムズムズが忙しいです。


これまでは、うまく付き合っていくしかないかぁという考え方でしたが、最近は生活習慣と食事に気を遣って体質を変えられないかな。というように変わってきました。


"37歳かぁ〜そろそろ身体のあちこち始まってくるよ〜"

とよく言われるようになりました。


仕事に家庭にやりたいことだらけをなんとかしたいですし、悪い運命には抗いたくなる往生際の悪さもあるので、とにかく身体が大事!

として、できることから始めています。


その話は近々ブログで書こうと思います。


ここ数日は秋晴れが続いて太陽昇りだしてゆっくりまわりを暖め出していく朝の時間が穏やかに気持ち良く感じられるようになりました。


自宅の近くにある立派な木が数本立っていて、そこには数種類の鳥たちが生活しているようです。

鳥の声が聞こえるっていいな。


というよりも、なんだか最近小さな"いいな"を見つけられるようになったなと思いました。


きっかけはなんだろうと考えた時に、ある家族との出会いが浮かびました。


去年丸山工務店でお家を建てさせていただいた小島さん家族です。


心身の健康と安心安全が得られる性能、仕様を計画して、日常に小さな幸せを見つけられるような暮らしをしていただきたいと思い立ち上げたMARUな暮らし。のお家で生活されています。


僕の伝え下手なこともありますが、"提案当時の想像を越える快適な生活ができています。"と嬉しい言葉をいただいています。


お引き渡しの数ヶ月後には小島さんの奥様が自宅を会場としてワークショップを開かれることになり、参加させていただける機会ができました。


お話を伺うと以前よりそうしたい考えがあったそうですが、自宅で開きたいと思えたのはこの家を建ててもらえたからだとお聞きした時はとても嬉しかったです。


ワークショップに参加させていただいて、もちろんワークショップ自体も楽しめたのですが、同じくらいに居心地が良く長居したくなる雰囲気(木の香り、温度湿度のちょうど良い空気質、これを見越して計画されたダイニングテーブルと椅子、それが窮屈に感じないダイニングとリビングエリア)にゆったり浸れた機会でした。


こんな空間で毎日生活されている小島さんご家族が羨ましく思いましたし、改めて丸山工務店の家づくりの方針に自信を持てました。


今では身体の反射区をほぐすハンドリフレクソロジーや、その時の胸中を整理して自分と向き合える機会にできるカラーセラピーの講師の資格を取得してワークショップを主催する奥様を応援させていただきながら、ご縁が広がるお手伝いをしていきます。






奥様だけでなく旦那様も打ち合わせ当初から陰ながら家族のことを大事に想われる優しい方でした。


話は戻りますが、プラン打ち合わせは奥様が主体で旦那様は優しく見守るという形のご夫婦。


あとでお話を伺ってわかったことなのですが、数年前から家づくり計画はしていたものの、その時には奥様の要望が反映できてこなかったとお聞きしました。


そのことを経て、妻と丸山さんが考え抜いたものなら自分も愛着を持てる家になるに違いないんです。と旦那様。


僕たち夫婦も付き合いが長く仲は良いのですが、陰ながら支える旦那様の家族愛に心を打たれました。

愛っていろんな形がありますよね。


そこでまた僕の小島様の家づくり熱が増したのは言うまでもありません。


奥様とはプランのやりとりを中心に、旦那様とは人間性を理解し合うプライベートのようなやりとりをしていきました。


お二人とも歳や立場関係なく、施主と工務店の上下関係もなく接していただけた素晴らしいお人柄でした。


そこにありがたみを感じられてからは誠心誠意できる限りを尽くそうとする力が湧いていました。


旦那様からは、想像以上に魅力が詰まった快適この上ないこの家で子供がのびのび育っていくのが楽しみすぎますと嬉しい言葉をいただけました。


MARUな暮らし。らしい生活をしたいと、必要な物だけを大事にしていけるように考えていくうちに、整理収納アドバイザーの資格取得をしますとお聞きした時は、奥様のワークショップの件同様に、家づくりは住まれる方の気持ちを押し上げられる、または大きくいうと人生観を変えられる可能性を持っていると感じました。


それは量産するビルダーにはできない、地場のビルダーの強みになるということなんじゃないかと。


もちろんお客様の人生観を押し上げるなんて簡単なことではありません。


人生を預かる、背負う立場としての立ち振る舞いや構え方、どこにも隙がない性能と仕様の構築、そして1番大事なのは、どれだけ深く温かくして心と心を通わせるかどうかの人間力が必要であると言い切れます。


小島様の家づくりを通じて学ぶことができたことです。


旦那様にもそれをお話すると、

『今の仕事は子供に誇れる仕事ではなく、胸を張れる仕事をしたいと思っていました。丸山さんの取り組み方に共感できて、家に住んでみてそれが確信できたので丸山工務店さんで働かせていただきたいです。』とお話をいただきました。


あまりにも予想外の告白に驚きました。


その晩さらに驚いたのは、妻のみづきさんにそれを興奮気味伝えると、さきに聞いてるよ!と言われまして。


んん?!

驚きというかハテナでした。


旦那様は動画編集やSNSの立ち上げ、マーケティングに詳しい方でしたので、お家の引き渡し後から丸山工務店のHPやSNSの更新の相談に乗っていただいていました。


そのやり取りの中で心を決められて先にみづきさんへ相談をしたとのことでした。


私たちの取り組みを理解いただけて、その家に暮らして体感できている旦那様と共に働くことができれば100人力なのでとても嬉しいお話ではありますが、様々なモノの見方をして考えないと旦那様だけでなく小島様家族の幸せな日常を壊してしまうことになりかねません。


こういう時は丸山工務店をよく知る方へ相談して最適な答えを出すべきだと判断しました。


丸山工務店の価値を見出してHP作成のサポートをいただいたり、すでに素晴らしい取り組みをされている先輩工務店さんとの繋がりをいただいたりと、目標を立てて突き進みたいと思えるきっかけをいただきお世話になっている、(有)オストコーポレーション北関東の吉田登志幸さんに相談に乗っていただきました。


以前から吉田さんとの関係を旦那様にお話ししていて、機会があればお会いしたいです。と言っていただいていたので、予定を合わせて旦那様も同席のお願いをしました。


吉田さんとお付き合いいただいてから、人と人を繋いで生まれるモノや、足らないモノや削ぎ落とすべきモノを見切ってアドバイスをするその的確さに驚くことが多くありました。


相談に乗っていただいた時も内容を伝えきるなりすぐに旦那様の得意分野の聞き出しと同時に人柄チェック?による一問一答が入り、

"丸山工務店さんに就くよりも得意を伸ばせる道があるのでそちらに行くべきですね。"


と僅か10分20分程度でインプット〜組み立て〜提案をされました。


それを言われた通りにしては僕の責任の所在がなくなってしまうので、そのスピード感の中で出した答えは、


子供に誇れる仕事をしたい。

それが好きなこと、得意なことであれば尚良い。

そして丸山工務店は年間10棟以上を目標とするようなビジョンは持っていません。


大工工務店として施工にも管理にも責任を取り、少数精鋭として自分たちの家づくりをOB様サポートも視野に入れてサポートしきれる範囲に留めて磨いていく体制でい続けます。


旦那様の立場は広報、営業となるので長期で考えるとバランスが取れなくなり、一緒に仕事ができていても好きや得意を活かしきることができないと判断しました。


なので吉田さんの提案するプロジェクトに参加して、今まで培ってきたモノを存分に発揮して活躍できるよう応援させていただきたいとお伝えしました。


思ったことをお互いに素直に伝えられた後に、旦那様は吉田さんの提案プロジェクトに参加する決意をしました。


今では工務店のOB様にインタビューを取り、その様子を動画に収めて編集を担当されています。


インタビュアーは結めぐる(株)の篠崎未歩子さんです。


篠崎さんは吉田さんと同じ時期からお付き合いいただいていて、僕たちと小島様ご家族との話は以前から知っていただいていました。


人と話し人のために動くことが好きな方同士なので、お二人によって他の媒体にはない温かみのあるものが制作されるかと思います。





小島さんファミリーは新しい生活を始められてちょうど1年が経ちました。


旦那様(小島理さん)も奥様(akoさん)もお子様もこの1年は多くの縁に恵まれて、まさに家族で決められたお家の名前(縁参想)の通りに生活が変化しています。



安心、信頼の程度は低いはずの僕たちを信じ抜いていただいて、それぞれのやりたいことに真っ直ぐ進まれてきたから得られたことです。


丸山工務店は一生のお付き合いをしていけるように、真っ直ぐここだけでしか提案できないといえる家づくりを貫いていきます。


今週は思い入れが強く長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!



閲覧数:51回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page