お世話になっております!
丸山工務店 丸山拓也です!
先週に引き続き現場の仕上げ工事のお話になりますが、紙クロスであるオガファーザーによる表装工事をしていただいた市毛さんご夫妻には大変お世話になりました。
お二人とも穏やかでありながら作業に取り掛かると息の合ったやりとりで早く丁寧に仕事をしてくださいました。
お茶休みの時間では話が弾んでついつい長話をしてしまい、妻が同席する場では人生相談に発展してしまうほどでした。
人柄の素晴らしい方とのお話は心が整います。
それは自分が感じたことであり、その様子を一緒に見聞きしていたお施主様のお父様から、
『うちの障子紙と襖紙を全て貼り替えてもらえますか』
と言っていただけました。
以前張り替えたのは30年以上前で、破れや染みはないので大切にされてきたことがわかります。
張り替えるきっかけといえば不意に破ってしまったり、汚してしまったりして、その部分だけを補修するか一枚単位での張り替えが多いと思います。
張り替えを決められた理由はお聞きしていません。
自分の中での都合の良い解釈をしてしまいますが、市毛さんご夫妻の人柄、経験、知識量を感じられて、ぜひこの方にお任せしたいと思っていただけたのではないかと思います。
縁を繋ぐ事ができて嬉しい気持ちそのままに息子さんであるお施主様へ報告すると、驚かれた後には同じように喜んでもらえました。
お施主様が名付けられたお家の名前の『縁参想』は縁が参るよう想いを込めたお家としていて、その想いがすでに伝播しています。
(これまた勝手な解釈で失礼します。)
あやかれるものにはあやかれるだけ。
そのきっかけをいただけた市毛さんご夫妻には感謝の気持ちでいっぱいです。
追加工事の際にまたお会いできるのを楽しみにしています。
今月末にその縁参想の完成見学会を予定しています。
そこでは一組様一時間とする枠の中で話を広げれば収まらないほどの出来事、思い出が詰め込まれています。
初めての高性能住宅への取り組みは想像以上の過酷さでした。
こちらの準備不足でお施主様に心配させてしまったこともあります。
気持ちの山と谷を何度も繰り返して数え切れないほど多くの事を学ばせていただきました。
表現する、伝える力が上手ではありませんが、当日は何よりも輝く結晶体である縁参想の見学をしていただきながら、これまでの事を経てきての自然に出てくる言葉でお話しをさせていただきたく思っています。
引き続き完成に向けて真っ直ぐ集中して取り組んでいきます。
引越し準備や家具の配置計画を楽しみに進められているお施主様を思い浮かべながら。
今週も全速前進です!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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