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大きな一歩と歩む先

執筆者の写真: 丸山拓也丸山拓也

丸山工務店の丸山拓也です。

丸山家の夫婦円満の秘訣の一つは同じドラマを見ないということです。

水曜日更新のブログのアンサーから入らせていただきました。



今週末は構造見学会を開かせていただきました。

協力いただきました、お施主様とご両親に感謝申し上げます。





お客様を招くための会場作り、私たちの家づくりをお伝えするための資料作り、そして当日のお客様への対応、全てが私たちに良い経験になり、取り組み方を見つめ直せる、ありがたい機会となりました。


なぜこの性能、仕様としているのか。


周りくどく、難しくなりすぎないように、だけども想いは熱くお話しさせていただきました。


外観では、

カナメの太陽光発電ソーラーパネル一体型の板金屋根 ↓




sto japanの外壁左官仕上げの下塗り ↓




内観では、

耐震等級3の構造体

断熱気密工事の状況の他、

屋根と壁の断熱材である羊毛断熱材を展示して触れて体感していただけるようにしてありました。


これら全てが"MARUな暮らし"をカタチとするための必要不可欠なものです。







構える性能3本柱の一つ、

①断熱性能はUA値0.3W/㎡・k以下として、小さなエネルギーで豊かに暮らせる生活を提供します。


弊社では性能値を良くするための断熱材選びはしておりません。


家の健康寿命を考慮した劣化対策を加味しています。


屋根断熱部では屋根垂木間でしっかり通気経路を確保して、壁と天井共に構成は透湿抵抗値の低い材料で揃えることで、壁内結露による木材不朽菌の繁殖を防止できます。


屋根、壁断熱で採用している羊毛断熱材にはこの構成に最適な"調湿効果"が含まれる、優れた機能付きの断熱材です。


②気密性能は隙間相当係数であるC値を全棟気密測定の実施で中間、完成の2回とも0.3㎠/㎡以下とお約束しています。


厳しい基準とする理由は、木造住宅であるため生きて尚経年変化していく材木とうまく付き合うに当たって、気密性能を維持する事は難しいことです。


なので高い基準を設けて精度高く、経年変化を懸念した取り組みをしています。


気密にこだわる理由は換気計画のためです。


全熱の熱交換による第一種換気方式を採用して、給気と排気の空気入れ替えには効率を最大限とできるように"隙間風"を生まない、管理された室内環境とする狙いがあります。


③構造面では許容応力度による耐震等級3として、これまで説明してきました内容に通じます。


厳しい基準を設けた住まいの住環境は快適であり、その家は家族同様に尊い存在です。


"MARUな暮らし"を採用いただけるお客様方を守り続けるために災害時の避難所同等、またはそれ以上の耐震性を持つ家で不安やストレスを抱えることなく住み続けられる、豊かな暮らしと家族を守る家を提供します。




これらを私たちだけで丸山工務店に落とし込められたわけではありません。


お施主様の幸せと地場工務店の在り方を突き詰めて性能の高い住まいを提案されている方たちに出会い、指導と情報の共有を惜しみなくしていただいて、ここまで成長する事ができました。








優しさの中に火傷するほどの熱さをお持ちの先輩生形さんと、とっても自然な写真が撮れました。





会社の理念

『心身健康になるような

 そして最大限の環境配慮した持続可能な住まいづくりを通じて

 受け継いでいきたい人材(技術)育成と地域貢献に励む会社を目指します。』



お施主方にとっての人生をお預かりする仕事ですから、壮大過ぎる理念であるとは思っておりません。

これからもこの理念はお施主方と交わす一生もののお約束となります。

その覚悟を持ってこの先も私たちだけの建築をしていきますので、今後とも丸山工務店を宜しくお願いします。




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