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執筆者の写真丸山拓也

コツコツと。

お世話になっております!

丸山工務店 丸山拓也です!



先週は雨と風で外仕事のスケジュールが大幅に伸びてしまい、雨樋交換や雨漏り対応が遅れてしまいご迷惑をお掛けしてしまっています。


そんな中でも、丸山さんの都合で大丈夫ですよ。とお客様に言っていただき、優先順を変えて早期に対応してもらえる協力業者さんとの関係に感謝しながらご依頼事に一生懸命に取り組ませていただきます。



今週組合の方の案内で参加した住まいづくり勉強会では、主に三省連携による住宅省エネ補助金について深堀した解説がありました。


特に印象に残った事がありまして、

某メーカーさんの取った住宅省エネ2023キャンペーンについてのアンケート結果です。


全国の500人の20代から70代で補助金を活用した人達が対象で、補助金制度を知ったきっかけの1番がダントツで"業者を通じて知った"でした。


業界内では去年から始まった大規模な住宅省エネ補助金の存在はとても大きく、温熱環境が良くないすまいに過去最高の補助率で改善できるので提案がしやすいと話題になりました。


が、メーカーの生産が追いつかないという懸念やすぐに予算に達して補助金を得られないトラブルが起きないよう慎重になる部分もあり、予想されていた爆発的な申請はなかったそうです。


国からの補助を利用して過去最高の費用対効果が得られるにも関わらず、大枠も周知されていない事から、業界内と外の間隔は思っているよりも離れてしまっているのだと知りました。


築35年以前のお家に多いアルミ枠のシングルガラス。


熱を1番伝えやすい金属枠に5ミリ以下の薄いガラス1枚、隙間風対策のある構造でもないので室内の熱の約60%を奪われると言われています。



その冷えを埋めるべくクーラー、こたつ、石油ストーブの暖房スリートップを駆使してなんとか冬を越す生活は電気代と灯油代が高くなり、限りがあるエネルギーを省エネ住宅の何倍も浪費してしまいます。


締め切って小さな区画としないと部屋は暖まりきらないですし、勢い良く暖めていても、勢い良くその熱が逃げるので、穴の空いたバケツを満たしたくても満たせないような状況です。


そうして家計を苦しめるだけではなく、交通事故の3倍の死因となるヒートショックによる家の中での事故も考えられます。



しかし、窓を新しくすればヒートショックを防げて家計が半分になるような劇的な効果はありません。


断熱の効果は家の断面を見た時にしっかり囲われていなければ発揮しないからです。


既存住宅を骨組みだけにして断熱と構造の強化をしてから仕上げるのが理想ですが、そのような大規模改修となると日数も予算も準備が厳しいかと思います。


それを一通り説明した上で一件一件の状況に合った提案をしていきます。


補助金に乗じたビジネスと変わりないと思われても仕方がありませんが、先程のような生活をされているかどうかは外観でもわかりますので、お話しする機会ができた時には話題に上げて、日常を明るい日常に変えられる存在を目指すお節介工務店です。


接点を持つときはどうかお気をつけて!笑


今週も最後までお読みいただきありがとうございました!

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