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あたりまえの

執筆者の写真: 丸山拓也丸山拓也

お世話になっております!

丸山工務店 丸山拓也です!


新年度はじめての投稿となります。


毎週水曜日と日曜日に夫婦で更新している丸山工務店ブログ、今週の水曜日は娘の検査入院についてでした。


その続編、報告としまして。


娘は昨日土曜日に無事退院となって、久しぶりに家族再会ができました。


入院中は僕が4歳の長男を預かり、妻のみづきさんに娘の付き添いをお願いして、丸山家それぞれに試練を課された期間でありました。


メッセージアプリのビデオ通話が大活躍で、娘の顔を見て話せるので、声だけでは伝わりにくい感情がわかりやすく、とてもありがたかったです。


娘は入院が2回目ですが、太めの針を刺して内臓細胞を採る生検という処置をするのは初めてなので、不安が大きかったことだと思います。


大人でも避けて通りたいと思うようなことを8歳なりに受け入れてよく頑張ってきました。


留守番側の長男もがんばりました。


普段はママにベタベタの4歳児なので入院中のママロスの程度が未知数でしたが、数日前から伝えていて覚悟していたのか、寂しくて泣いた事は一度もありませんでした。


長男の子守りを両家家族に協力いただいて、僕は日中仕事をさせてもらえていました。


いつもと違う生活サイクルに早くから順応する彼の成長に驚かされる機会でもありました。


親が思っているよりも子供は成長しているものなんですね。



↑写真はお知らせもなく部屋の隅に置かれていたメッセージカード。

サプライズにこっちが元気をもらってしまいました。


住み慣れた我が家で家族団欒ができるのが当たり前ではなくなった経験をして、何事もなく家族が一緒に居られることだけでもありがたく思えました。


病状が落ち着いている間はまた平穏でいられますが、それに慣れてしまって体調が変化しやすい生活にならないよう気を付けなければいけません。


体調管理は毎日の食事や睡眠時間による生活習慣と、仕事や人付き合いによる疲労やストレス、そして住環境も関係してきます。


我が家は今のMARUな暮らし。とする高性能住宅への取り組み前に新築をしました。


詰めの甘い所はありますが、断熱性能は6地域のG2としていますので、当時の定番とされていた建築コストに上乗せして性能を付加する選択をしたおかげで、健常者の家庭よりも住環境に気を遣いたい今の状況にとても救われています。


それじゃあその性能レベルでいいんじゃないの?とも思われてしまいますが、当時は計画が甘かった分暖房機器への依存が大きく、その分光熱費は高くなり、比例してCO2の排出量も多くなってしまいます。


電気代は上がり続けること、


足りなければ補えばいいという考えは地球環境に負担をかけてしまうこと、


それらの問題を子供たち世代に残してしまうこと、


知っていれば同じ家は建たなかったはずです。


そんな時には"ドラえもんがいてくれたら"とたらればがチラつきますが、


家を建てる、長期ローンを組む、そこで一生住むとなると、その決断をした自分の責任からは逃げられないのです。


私たちを頼っていただける方には洗脳や刷り込みのようにはせずに本当に必要なことだけを伝えて、当たり前にあるべきのモノを備えたこれからの家を提案しています。


2025年、2030年と段階的に家を建てる基準は上がっていきます。


そのことは周知されきられていないのが現状なので、まだまだよくあるアパートと見た目も住み心地も変わらない新築住宅が建っています。

きっと価格は魅力的。


先日参加したセミナーで建築に携わる人間として驚きの言葉をいただきまして、


『価格を下げるということは、価値を下げるということ。』


価格だけで判断するのはこの先いろいろなトラブルが起こります。

適正価格のわかりにくい業界なだけに私たちだけに向けられた戒めのようです。


私たちは、


『家は家族を守るもの、家族で家を守っていくもの』


として、家族も家もかけがえのない存在であると考えていただけるよう伝え続けます。


と同時に自身と仕様の磨き上げに励んで、OB様とこれからのお客様に安心を届けられるよう邁進していきます。

皆さんが当たり前の日常に幸せを感じられるために。


↑退院祝いのオーダー、石松寿司の納豆カッパ巻きと再会にご機嫌なお二人。


最後までお読みいただきありがとうございました!

また来週も宜しくお願いします!

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